浅吉ひとりぼっち


長唄三味線方:杵屋浅吉:コラム・ブログ

浅吉ひとりぼっち--- コラム

COLUMN

vol.1・・・2014/1/25

 ようこそ「浅吉ひとりぼっち」へ。
 TOPにあるように、僕の個人的な活動報告のサイトです。そもそも浅吉とは何者なのか、どんな奴なのか…詳しくはprofileのページsamonkai.comを参照していただきたいと思いますが、とりあえずは伝統芸能従事者でありながら万人共通のエンターテイナーでありたいと願う、非常に欲張りな芸人だと思って下さい。
 ここから色々な楽しいことを捜して、始めていきます。

 まずは、なぜ「ひとりぼっち」なのかという所からお話しさせて下さい。

 思えば芸歴30年、浅吉を名乗って15年。子供の頃からまともに取り組んだことは音楽くらいのもの。三味線一筋ってわけではなく、いっぱい浮気もしました。中でも小学校で出会ったトランペットには青春を捧げたなぁ…寝ても覚めてもラッパ吹いて、仕事始めてからも友達とバンドやって、実は今でも吹いてるんですが…。
 三味線はあくまでも仕事、家業だからしょうがなくやってるし、なんでも人の言いなりでつまんないし、下っ端なんて目立てないし、やりたい音楽は仕事終わってから趣味でやればいいや…そんな20代でした。

 でも、やっぱり人前で演奏するのが好き、舞台が、ステージが好き。それに本当は三味線も長唄も嫌いなわけではなく、与えられた環境に甘えて流されてるダサい自分に苛立っているだけだと気付いてました。扱いづらいけどやり甲斐のある楽器に日本人ならではの感性が詰まりまくった面白い楽曲達。本当に嫌いならここまで続けてない。僕ならこうやるな、こうやったらもっとカッコいいだろうな、こういう風にやりてぇなぁ…心の片隅でそんなこと考えながら仕事してて、たまに本当に好き勝手やっちゃって叱られて、あいつは生意気だ、変わり者だと言われながらも、やっぱり今でも弾いています。

 古典であり、伝統芸能なのだから、守り、育て、受け継いでいかなければならないのは重々承知。ちゃんと継承していこうと思います。でも、それによって有り難がられるだけの自分ではいたくないのです。もっと単純に、カッコいいか悪いか、上手いか下手か、凄いかしょぼいか、全然知らない人達に自分のやってきたことをぶつけてみたい。一昔前は長唄はほっといても人気がありました。観るのも聴くのも習うのもとても多種多様化した現在に本当に通用しないのだろうか?もったいぶってふんぞり返ってないで皆の所に押し掛けてみよう! あるきっかけでそんな事を思い立った時、どうせ生意気な変わり者で異端を気取った色モノなんだから、しがらみとか気にせず人様を巻き込まず、まずは一人きりから始めようと。そんなことで「浅吉ひとりぼっち」というわけです。

 まだまだどんな事ができるかわかりませんが、これからこのページを中心に色々な事を発信していくつもりです。応援のほどよろしくお願いいたします。ありがとうございました!

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